OEM業者は生産する事に特化している業者です。

服だけではなく、ニット、バッグ、靴下、帽子、雑貨などメーカーの希望に即時に対応出来るように生産拠点の拡充を常に行なっていますので、メーカーは企画を最重要して、私達OEM業者は生産物のバリエーションに対応出来る必要があります。

メーカー自ら生産拠点を探す場合、生産ロット・品質基準・納期管理など全てを1から確認する必要があり、現実的では無いと言えます。

商品を生産する場合、資材調達、指示書の作成、納期のコントロール、輸入手続きなど多岐に渡る業務があります。少しの手違いやミスが大きな問題、納期の遅れへと繋がります。

OEM業者は管理業務も独自の経験とマニュアルで管理しており、メーカーの希望する品質、スケジュールで対応を実現しています。

コストを抑えるにはメーカー自身が生地を探して、工場と交渉して、1番安い方法で輸送する事です。

しかし、安くて品質の良い生地を探すには生地倉庫とのコネクション、取引実績がなければ購入する事ができず、生地市場で高い値段で生地を手配するしか無いです。

縫製工場ともスポットでのオーダーはベストプライスを引き出すことも難しいです。

また輸入に関してもクーリエや船混載便では割高になります。

OEM業者は複数メーカーのオーダーを受けているので、縫製コストの安定、まとめてコンテナでの輸入を行うため、結果的にメーカーがコストダウンのメリット受ける事が出来るのです。